多様なニーズに応える多彩な設備。
高度化・多様化するお客様のご要望にお応えするために、
一般熱処理設備のラインナップを強化し、さらなる品質の向上とコストの低減に努めています。
一般熱処理設備
01.大型熱処理設備(台車炉)適用単重:1㎏~10,000㎏
移動式台車上に総重量10t又は最大10tの製品までの熱処理作業が可能。
超大型建設機械、工作機械などの大型部品や軸受などの長時間処理作業に適しています。
02.中型熱処理設備(バッチ炉)適用単重:1㎏~900㎏
チャージンングカーを活用し総重量2tまでの製品対応が可能。
トラック、中型・大型建設機械、鉄道などの中型部品の熱処理作業に適しています。
03.小型熱処理設備(連続炉)適用単重:0.2㎏~15㎏
メッシュベルト又はトレーを用いて製品を炉内に挿入し加熱します。
乗用車、トラック、小型建設機械などの小型部品の熱処理作業に適しています。
製品熱処理(表面熱処理)設備
真空炉
炉内に滞在する酸素を高圧ポンプで吸出し真空状態にして加熱、焼入れを行う熱処理設備。
小ロット生産に優れ、お客様のニーズに合わせたフレキシブルな処理対応が可能。
製品の仕上がりも光輝性を保つことができます。
浸炭・浸炭窒化・無酸化炉
- 浸炭
- 表面に強靭な硬さが得られ摩耗性に優れることから、歯車部分に多く取り入れられています。
- 浸炭窒化
- 焼入性が良く変形が少ないため、主に精密機械、肉厚の薄い部品などに適した熱処理方法です。
- 無酸化炉
- 部品の表面酸化を防ぎ、スケール(酸化物の被膜)を減少させ、表面状態が粗くなるのを抑えます。